21日午後、自民党の高市早苗総裁が第104代内閣総理大臣に選出されました。新内閣の沖縄担当大臣には、黄川田仁志氏の起用が決まっています。
衆参両院の本会議で行われた総理大臣指名選挙で、自民党の高市総裁が女性として初めて内閣総理大臣に選出されました。

新たに発足する高市内閣では沖縄・北方担当大臣に黄川田仁志氏が就任するほか、基地負担軽減担当を兼務する官房長官に木原稔氏、防衛大臣に小泉進次郎氏、外務大臣に茂木敏充氏の起用が決まっています。

玉城知事
「総理と直接、面談をさせていただいて、基地負担の軽減のあり方について、辺野古の新基地建設が唯一の解決策ということにとらわれずに、どのような解決方法があるのかということについて、真摯に、私の意見もきいていただきながら、ぜひ沖縄と対話をする姿勢をお示しいただきたい」
沖縄県民の声
「(Q初めての女性総理)すごいですよ、すごいと思いますよ。期待しています。大いに期待しています」
「良くしてくれればいいかなと思いますけど、物価高とか」
「女性ならではの良さをいい方向で出していただければと思うが、いろんな心配はあります。政治とカネの問題とか、軍事的なことですとか」
「高市さんになったら経済関係よくなると思う。金持っていないよ。もう商売して感じる。だからなんとか、一般庶民が暮らしやすい社会を作ってもらわないと。そのためには政治の力が大きいさ」
公明党との連立を解消し、新たに日本維新の会と連立政権を樹立することになった高市総理は、このあと記者会見を開き、今後の政権運営の方針などについて説明する見通しです。