青森県内の市街地でも確認されるなど、急速に被害が拡大しているナラ枯れについて、自民党県連が青森市で被害にあった木を視察しました。
20日は、自民党県連の国会議員や県議がナラ枯れ被害の状態を確認するために、県の職員とともに青森市浅虫を訪れました。
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが媒介する菌によって感染するもので、近年急速に拡大しています。
県内では2025年6月までの1年間に、21の市町村でナラ枯れが確認されていて、前の年には被害がなかった13の市町村で新たに被害が確認されています。
また、被害本数は前年の約2.5倍、6万本以上に増加しています。
自民党県連 津島淳 会長
「問題は、人出を確保するための予算あるいは資機材を調達するための費用をいかに確保するか、予算がまず大事なところだと思います」
県は、ナラ枯れ対策として被害にあった木の伐採や薬剤による処理などをあげていて、対策のための予算確保などを求めました。