保育士Bによる虐待 強制給食と嘔吐後の叱責

松原保育園(福岡・田川市)

保育士Bについては、以下の虐待および不適切な保育が確認された。

身体的虐待
・運動会の練習中や昼食の時間などにおいて、園児が指示に従わないことや上手くできないことを理由に、殴る・叩く・頬をつねる・服を強く引っ張るなどの行為を繰り返し行った。
・昼食の時間、食べるのが遅い園児に対し、園児が嫌がっているにもかかわらず、強引に食べ物を口に押し込む行為を繰り返し行った。園児は食べきれず、口に入った食べ物を嘔吐する場面もあったが、嘔吐したことに対しても、激しく叱責していた。

心理的虐待
・園児に対し、威圧的に、大声で叱責する行為を繰り返し行った。

不適切保育
・昼食の時間、食事を一つのトングで複数の園児の口に直接与えた。
食事は衛生・安全に十分配慮して提供する必要があり、感染症リスクを踏まえると、不適切な食事介助である。