大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトについて、運航会社は12月から早朝便を廃止し、夕方便を増やすダイヤ改正を発表しました。
ホーバークラフトの運航会社は20日会見を開き、利用状況や冬のダイヤ改正について説明しました。
ホーバークラフトは今年7月に大分空港を結ぶ定期便の運航を開始しましたが、3か月間の乗船率は3割にとどまっています。特に、平日の早朝便の利用者が少なくなっています。

このため、12月からのダイヤ改正では、1日4往復・8便を維持し、西大分ターミナルを午前6時55分に出発する往復便を廃止。需要が見込める午後3時35分発の往復便を新たに設定します。
一方、別府湾を巡る周遊便の乗船率は9割で好調だということです。
運航会社は来年夏には1日15便まで増やし、乗船率を5割まで上げたいとしています。