きょうも各地でクマの出没が相次ぎました。

宮城県加美町では、きょう午前7時ごろ、藪のなかで「仕掛けたわなに子グマがかかり、親グマが側にいる」と町の職員から警察に通報がありました。

親グマは体長およそ1メートルで、通報後に行方が分からなくなり、町や猟友会はおよそ3時間後に子グマをわなから逃がしました。

町は「子グマを駆除した場合、親グマが狂暴化するおそれがあるため逃がした」と説明しています。

わなの近くには住宅もあり、警察は周辺の住民に注意を呼びかけています。