前線を伴った低気圧が日本海を東に進んでいて、新潟県内は雨となっています。
あす19日も寒気や上空の気圧の谷の影響を受ける見込みで、明け方まで雨となりそうです。

新潟地方気象台によりますと、前線が北陸地方を通過する見込みで、県内は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みで、警報級の大雨となる恐れもあるとしています。

あす19日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、上越・中越・下越で100ミリ、佐渡80ミリとなっています。

気象台は、県内ではあす19日明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。また、18日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れがあるため、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

今週の前半は、くもりや雨のスッキリとしない天気となりそうです。
最高気温は18℃前後、最低気温は10℃前後と平年並みとなる見込みで、週の後半は平野部でも最低気温が10℃を下回り、肌寒くなりそうです。
今後の気象情報に注意してお過ごしください。