親を亡くしたなどの理由で経済的に進学が難しい子どもたちを支援しようと、自らも奨学金を受けている学生たちが那覇市で募金を呼びかけています。

「宜しくお願いいたします」

「あしなが学生募金」は日本やアフリカの遺児や、障がいのある親を持ち経済的に進学が困難な子どもたちを支援するものです。

県内では物価高の影響などで申請者が年々増えていますが、資金不足のため今年度は95人の申請者のうち23人が支援を受けられていないということです。

支援受け大学で学ぶ藤井心音さん(22)
「高校生のころに奨学金に出会わなかったら進学を決めていなかったので。私はこれから大学進学したいと思っている後輩に奨学金を届けるために呼びかけを頑張って寄付を集めたいと思っています」

秋のあしなが募金は、国際通りのてんぶす広場で19日も正午から午後6時まで行われます。