松本で初めてとなる外資系ホテル。エム・ケー・ケーは日本のホテルにはない強味を生かした戦略で挑みます。
藤巻好仁代表取締役:「一番大きな違いは外資系ホテルは会員の組織がありますので、場所によりますけれども6~7割のお客さまが、会員の集客ができることが一番大きな違いになっています。会員のお客さま自身は会員を有するホテルに泊まりに行こう、観光に行こうということで、ホテルを通して松本に来るきっかけをつくれることが一番大きいことかなと思っています」

会員組織があることで、宿泊する人数を安定させ、新たな需要を開拓する狙いです。
旅館を営む商工会議所の齊藤さんも外資系に期待しています。

松本商工会議所 齊藤茂行会頭代行:「今あるホテルも(外資系の)サービスや施設に影響されて、またレベルアップしてくるんじゃないかと」
2027年春の開業を目指す井上本店跡の再開発。すでに工事は始まっています。

藤巻好仁代表取締役:「外資系ホテルの誘致では、ホテルの方も相応のシミュレーションですね、客室の平均単価や稼働率の予測値ももらっていますので、しっかり事業収支を組んだ上で、大規模投資ではありますが、投資回収と地域への貢献を同時に果たしていきたい」
【SBCニュースワイド10月17日放送】