1994年総理大臣に就任 阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件へ対応

村山元総理は1924年大分市に生まれ、1972年に当時の社会党から衆議院に出馬し、初当選を果たしました。1994年、自・社・さきがけの連立政権で第81代総理大臣に就任。在任中には、阪神淡路大震災や、地下鉄サリン事件などの対応にあたりました。

また、戦後50年の村山談話を発表したほか、被爆者援護法を制定しました。総理在任期間は561日。大規模災害や凶悪事件、多くの政治的課題に向き合った激動の総理時代であったといえます。

その後、2000年に政界を引退。2024年に大分市の自宅で100歳を迎えた際、村山元総理は「100歳の実感はないが、無理をせず、自然体で暮らすことかな。1日1日家族と過ごせることを幸せに思っている」とコメントを寄せていました。