今年8月の霧島・姶良集中豪雨による土砂崩れで通行止めとなっていた霧島市街地と霧島温泉郷を結ぶ国道223号が、およそ2か月ぶりに片側交互通行で再開されました。

(記者)「午前11時半です。通行止めの解除まで30分ほどありますが、すでに多くの車が開通を待っています」

8月の集中豪雨で、霧島市の国道223号ではがけ崩れが相次ぎ、霧島市牧園町宿窪田の塩浸温泉から、日の出温泉・きのこの里までの2.2キロが通行止めとなっていました。

崩れた斜面の補強などが終わり、きょう17日正午、およそ2か月ぶりに片側交互通行で再開しました。
(利用者)「ずっと、う回しないといけなかったから大変だった。(復旧が)10月末と聞いていたので助かる」
(日の出温泉・きのこの里 中山江美さん)「本当にこの日が来るのをみんな待っていたと思う。(これから)紅葉シーズンで肌寒くなるので、みなさん喜ぶのではないか」
鹿児島県によりますと、本格的な復旧工事は、今月末から12月中旬に行われる国の災害査定を受けてから始まる予定で、全面通行再開のめどは立っていないということです。