その年の世相を反映した食文化を決める「今年の一皿」が6日発表され、審査の結果”冷凍グルメ”が大賞に選ばれました。愛媛県内の飲食店もテイクアウトで販売するなど活用の幅が広がっているようです。
グルメサイトの「ぐるなび」が検索数や会員のアンケートなどをもとにその年の世相を反映した食文化を決める「今年の一皿」。その発表会が6日東京都内で開かれ、「冷凍グルメ」が大賞に選ばれました。
「冷凍グルメ」は従来の冷凍食品とは異なり、飲食店が開発から販売までを手掛けたものを指していて、保存性が高くフードロスの削減が期待される点などが評価されたということです。
(ぐるなび総研市川萌乃さん)
「まったく調理をせずに食べられるようになってきているので1人で暮らしている1人世帯の方やご高齢の方にも層が広まってきている」
(近藤アナリポート)
「おだしがたっぷり染み込んだタイの煮つけ実はこちらも「冷凍グルメ」なんです!」
松山市内にあるこちらの飲食店では4年ほど前から冷凍グルメのテイクアウト販売に乗り出しました。
(あじ彩・宇都宮常務)
「こちらがタイのかぶと煮と鶏のトマト煮込みです」
店で提供している煮込み料理を中心に5種を展開。
月に500食ほどを売り上げると言います。
(あじ彩宇都宮常務)
「客がうちの料理を持って帰って食べたいというところから始まって温かい状態で美味しく食べてもらえるよう冷凍で販売することを決めた」
調理方法は非常に簡単。お湯を沸かし、商品ごとに決められた時間湯せんで加熱すれば…まるで作りたてのような仕上がりに。
一番人気という県産のタイを使ったかぶと煮のお味は…
(近藤アナ)
「冷凍と言われないと分からないクオリティですね 身がホロっと柔らかくてお出汁の旨味がギュッと凝縮されていてとても美味しいです」
さらにこちらの店では、冷凍グルメの販売を始め食材の無駄が減ったと言います。
(あじ彩宇都宮常務)
「たくさん仕入れて一気に作れるのでその時に冷凍保存しておけば販売ができるというところでそういう部分では食品ロス(削減)に繋がっている」
ぐるなび総研によりますと、冷凍食品全体の市場規模は1兆円を超えているということで、冷凍グルメが今後ますます私たちの生活に身近なものとなるかもしれません。
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