商用電気自動車のベンチャー企業「EVモーターズ・ジャパン」が輸入販売する中国製のEVバスでトラブルが相次いでいる問題で、国土交通省は会社が所有するバスのおよそ3割から不具合が見つかったと明らかにしました。
「EVモーターズ・ジャパン」は、中国の複数の企業にバスの製造を委託し、輸入・販売していますが、このバスが日本の各地で事故を起こすなど、トラブルが相次いでいます。
こうした中、国土交通省は先月、会社に対してすべての車両を点検をするよう指示を出していました。
中野国土交通大臣はきょうの閣議後の会見で、会社が所有する317台のバスのうち、113台からブレーキホースが傷ついているなどの不具合が見つかったと報告を受けたことを明らかにしました。
不具合が見つかった車両についてはすでに修理が終わっているということですが、国土交通省は会社に対して、原因の究明や再発防止策を策定するよう求めています。
中野国土交通大臣は「十分な安全対策が行われているか引き続き注視し、必要に応じてさらなる対応を行う」としています。
注目の記事
「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

「続けていけば必ずこれに打ち勝てる日は来る」ワイン醸造家が奮闘 耕作放棄地をワイン用ブドウ畑へ 再生に挑む

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

「ピヨピヨ」「カッコー」…青信号で鳴る音に違いがあるのはなぜ? 音響式信号機のナゾに迫る!

24時間休みなく働く“人型ロボット” 中国の開発企業はなんと45万社…日本は遅れている現状も 「資金の集まる額が何桁も違う」

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

