名古屋駅近くで、71歳の男が運転する車が歩行者3人を死傷させた事故で、男は夜通しで車を運転していたとみられることが分かりました。

この事故はおととい午前8時前、名古屋駅近くの交差点で、バスターミナルの出入り口から飛び出した軽乗用車が、横断歩道を渡っていた歩行者をはね、1人が死亡、2人が重傷を負ったものです。

軽乗用車を運転し、制御困難な速度で走行した危険運転致死傷の疑いで送検された鳴海洋容疑者71歳は「人にぶつかっていない」と容疑を否認していますが、捜査関係者によりますと「前日の夜から運転し続けていた」という趣旨の供述をしているということです。

鳴海容疑者の軽乗用車とみられる車は、事故の6分前にバスターミナルにつながるスロープに入るところが防犯カメラに映っていて、警察が詳しいいきさつを調べています。