「正当なクレームでもカスハラになる場合が」
クレームの中には、正当なクレームが含まれる場合も…村嵜さん曰く、加害者の多くは「自分の言ってることは正しい」と思ってやっているとのこと。
最大のポイントは「正当なクレームでもカスハラになる場合がある」。
これは、言っている内容は正しい、店側が100%悪くても、カッとなった状態・感情がのった状態で、つい言ってしまった余計な一言や威圧的な態度、やってしまった行動、それらがカスハラになる場合があるということなんです。

つまり、感情に任せず考えを整理することが大事になってきます。
自分が正しいと思っても、なるべく「時間を置く」。できれば1時間以上、1日置くことを推奨しています。そして、一旦「文章にする」。これによって、この部分は感情的な表現だけど、この部分は正当なクレームだよね、ということが自分でわかる。そして「誰かに言う」。こうすることで、考えが整理されるということなんです。
被害者にならないために、しっかり証拠も取っておくことが大事。そして、加害者にならないために、感情を抑えることも大切です。