例年、沖縄での発生が全国の約半数

沖縄県内では過去10年間で毎年平均約20件のレプトスピラ症が報告されていて、全国の患者数の約半数を占めている。今年は10月5日時点で、全国で35件のうち22件が沖縄で報告されている。

県によると感染を防ぐには、皮膚に傷がある場合は河川や滝での遊泳を控えることや、河川の生水はそのまま飲まないこと、遊泳する際はラッシュガード・ゴーグルなどで肌と目を保護することが重要になる。特に雨天後の河川では汚染された土壌が流れ込むため注意が必要だ。

また、農作業など野外活動をする際は長靴や手袋を使用し、野生動物との素手での接触は避けるよう推奨されている。