宮城県色麻町では、15日夜から、わなにかかった子グマのそばを親グマが離れない状況続いていて、町職員などが親グマの動きを見張っていました。
一夜明けた現場では、親グマが猟友会によって駆除されました。わなにかかった子グマも駆除されるということです。

警察によりますと、15日午後6時頃、宮城県色麻町一の関の雑木林に仕掛けられた箱わなに子グマがかかっていて、わなの近くに親グマがいると住民から警察に通報がありました。
子グマは、体長約60cmで親グマは、体長約1.3mだということです。

現場は、川沿いの雑木林ですが、わなから50mほどの場所には、民家があり、通報後、町では、職員を派遣し、夜通し親グマ動きを警戒していました。

一夜明けた現場では、親グマが猟友会によって駆除されました。
町によりますと、箱わなをトラックに積もうとクマ除けの花火をならしたところ、潜んでいたクマが向かってきたため発砲したということです。
わなにかかった子グマも駆除される予定です。