東京世界陸上の舞台となった国立競技場、新たな呼び名は「MUFGスタジアム」となりました。三菱UFJグループが5年間で100億円程度を投じる見込みの命名権。広がる“命名権ビジネス”の今を追いました。
「三菱UFJグループの位置づけを確かなものに」国立競技場の名前変更

JNSE(国立競技場の運営会社) 竹内晃治 社長
「国立競技場は新呼称をMUFGスタジアムとして、新たな歴史を刻んでまいります」
2025年4月に民営化された「国立競技場」。運営団体が命名権を募集し、三菱UFJフィナンシャルグループが取得しました。関係者によると、費用は5年間で100億円程度となる見込みです。
年間20億円程度という破格の金額ですが、専門家は…

新潟経営大学 島田達人 准教授
「日本で初めて国立競技場に名前を冠するのは、広告効果とは別の考え方。圧倒的な差別化というか、金融都市東京のなかで、三菱UFJグループの位置づけを確かなものにしていくことが意義」

正式名称は「国立競技場」としたままで、2026年1月から呼称を「MUFGスタジアム」にするということです。
30代
「あっ!そうなんですね。浸透すれば問題ないんじゃないかな」
大学生
「MA…うふふ。私、つい国立競技場って言っちゃうかもしれない」














