アメリカ中西部ミネソタ州で、移民当局が5歳の男の子を拘束しました。幼い子どもまでも拘束する当局に非難の声があがっています。
アメリカメディアによりますと、ミネアポリスで20日、ICE=移民・税関捜査局の捜査員が南米エクアドル出身の5歳の男の子を拘束しました。
男の子は幼稚園から自宅に戻ったところを父親と一緒に拘束され、南部テキサス州に移送されたということです。
親子の弁護士によりますと、2人は2024年に渡米。滞在するために定められた手続きを申請していて、国外退去命令は出ていなかったということで「2人は不法移民ではない」と強調しています。
さらに、会見を行った教育長は、移民当局が男の子の家にほかにも人がいないか確認するため、ドアをノックさせたとの目撃者の話に触れ、「5歳の子どもを餌に使った」と非難。
周辺では登校中だった17歳の生徒を含む少なくとも4人の未成年が拘束されていると明らかにしました。
一方、ミネアポリスを訪れていたバンス副大統領は「不法移民の父親を捕まえようとしたところ逃走したため、子どもを拘束した」と説明しています。
ミネアポリス周辺ではトランプ政権が去年12月以降、大規模な取り締まりを行っていて、今月7日にはアメリカ人女性が移民当局の発砲により死亡。
連日、抗議活動が行われる中、23日は地元の企業およそ100社が移民当局への抗議として営業を行わないストライキを行っています。
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