タクシー業界に若手のドライバーを呼び込もうと、県内のタクシー会社が業界に興味を持つ人を対象とした現役社員との意見交換会を開きました。

松山市内で開かれた意見交換会は、高齢化が進むタクシー業界に40代までの若手ドライバーを呼び込もうと、県内の第一交通産業グループ4社が開いたもので、15日は業界に興味を持つ6人が参加しました。

中では、現役社員が業務時間の融通が効くことや、努力すれば同世代よりも稼げることなどドライバーの仕事のメリットを語ったほか、若手社員を増やすためにどんな施策が必要かグループごとに議論し、意見を発表していました。

(グループ発表)
「二種免許取得のサポートを会社がしてくれることを大々的にすることや、SNSなどでタクシーあるあるなどを出してみたら良いのではないかと思う」

(30代の参加者)
「私自身、子どもを育てているが、夜間働く選択も日中働く選択もできるというので興味を持った」

(40代の参加者)
「前職がずっと室内での仕事だったので、タクシー業界は車で走るのが好きな方が多くて「同じだな」と共感を持てた」

第一交通産業グループでは、シニア世代や女性向けの会も定期的に実施していて、幅広い層のドライバーを確保したい考えです。