県庁できょう火災を想定した訓練が行われ、ふだんなかなか使うことのない消火器の使い方などを確認しました。
地上16階の高さがある県庁では、火災が起きた時に被害を抑えることができるようにと職員らで作る消防組織を設置しています。

きょうは年に一度の消防訓練が行われ、6階から出火した想定で消火や避難の流れを確認しました。

消防職員「もし本当の火災の時に(ホースを)のばす場合は必ず全部、このまとまっているのを広げたほうがスムーズに水が行く」

きょうは消防署員も訓練に立ち合い、職員が普段使うことの無い、消火器や消火ホースの使い方を学びました。

消火のためには、火の根本に向かって薬剤を噴射することが大切だということですが、重さや勢いから操作が難しい場合は消火器を置いて狙いを定めると良いということです。

初めて参加した県職員「訓練をやっていないことは有事の際にもできないんだなと思った。一般の人も来庁しているので、そういう人の安全も確保できるように、庁舎全体に広まるようにまず声を出すことが大事だと思う」

県では職員に対して日頃から消火設備の位置を把握することなどを呼び掛けていきたいとしています。