埼玉県の老人ホームの入所者の女性2人が死亡した事件で、現場の防犯カメラに写っていた人物が立ち去る際にマスクなどを着用していたことがわかりました。現場から中継です。

この事件は、午前5時前、鶴ヶ島市の老人ホームで80代から90代の入所者の女性2人が血を流した状態で倒れているのが見つかったもので、2人はその後、死亡が確認されました。

捜査関係者によりますと、老人ホーム内の防犯カメラにはきょうの未明にかけて不審な人物が写っていて、この人物は老人ホームから立ち去ったということですが、この人物がその際、マスクとフードか帽子を着用していたことが新たにわかりました。

現場付近では凶器などは発見されていないということです。

警察はカメラに写った人物の行方を追うとともに、女性2人が事件に巻き込まれたとみて捜査しています。