宮城県大崎市三本木の上伊場野地区で栽培されているのが伝統食材「上伊場野里芋(かみいばのさといも)」です。

生産者のひとり、福田翔太さんは、約40アールの畑で栽培していて例年と同じ10月5日から収穫作業を始めました。

上伊場野里芋は、300年以上前から栽培されていますが、他の地域の土では同じように育たない上、生産量が非常に少ないことから幻のサトイモとも言われます。

生産者・福田翔太さん(39)
「年々、生産技術が向上しているのでそれをもっと進化させてより品質のいいサトイモを作って下の世代につなげていきたい」

粘りが強く、こくのある味わいが特徴の上伊場野里芋は、市場にほとんど出回らず、地元の直売会などで販売されます。