主食用米の予想収穫量が発表され、大分県内は前年より7500トン増え、8万9200トンに上る見込みです。
コメの出来栄えを示す「作況指数」に代わり導入された「作況単収指数」が初めて公表され、大分県内は基準値を上回る「104」でした。
コメの作柄をめぐって、農水省はこれまでの「作況指数」を廃止し、気候変動などの影響を反映した新たな指標「作況単収指数」を今年度から導入しました。
九州農政局によりますと、9月25日時点の大分県内の作況単収指数は「104」で、基準値を4ポイント上回りました。地域別では北部が「103」、湾岸が「104」、南部が「102」、日田が「102」となっています。

また、主食用の作付面積は前の年より1100ヘクタール多い1万8900ヘクタールでした。予想収穫量も前の年より7500トン増え、8万9200トンとなっています。
九州農政局は「今年は総じて天候に恵まれた。ただ、収穫の最中なので病害虫の影響などを注視したい」としています。














