岐阜県池田町の池田温泉で、旅館などを運営していた地元企業の「たち川」が、岐阜地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。


東京商工リサーチ岐阜支店によりますと、破産手続きの開始決定を受けたのは、池田町に本社を置く「たち川」です。
「たち川」は池田町からの委託を受け、「池田温泉」の新館で旅館や飲食店を運営していましたが資金繰りが悪化し、ことし7月、池田町に支払う施設使用料など413万円を滞納したまま、突如営業を停止しました。


負債の総額は現在調査中で、たち川の社長は9月、CBCテレビの取材に対し「心配をかけたことに関しては申し訳ないと思っている」などと話していました。なお、日帰りの池田温泉は「たち川」とは無関係で、通常通り営業しています。

