木の実をくわえる小鳥
落ち葉の上で木の実をくわえる小鳥。時々、見かけるこの鳥、とても賢いんだそうです。【画像①】

生物に詳しい東洋産業の大野竜徳さんに聞きました。
ーこの鳥は、何でしょうか。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「この木の実をくわえている鳥はヤマガラという小鳥です。その実は、ヤマガラの大好物であるエゴノキの実かもしれません。
実りの秋、公園や神社の林を歩いていると、高めの小鳥の声で『ツツピー、ツピィー、チュイチュイ』と澄んだ鳴き声が聞こえてくることがあります(私にはこう聞こえますが、どうでしょうか)。
見上げると、枝の間をすばやく動くオレンジ色のお腹の小鳥、きっとヤマガラです。
スズメよりやや小柄で、黒い頭に灰色の背中、そして愛らしい丸い体が特徴。見た目はかわいらしいですが、その行動を観察すると、なかなか賢い小鳥です」