愛媛県今治市に住む60代の男性が、SNSで知り合った日本人女性を名乗るアカウントからデイトレードを持ち掛けられるなどして、1000万円余りをだまし取られました。

警察によりますと、男性は今年5月頃、携帯で株投資に関するサイトを閲覧中、日本人女性を名乗るアカウントからデイトレードの話を持ち掛けられ「当日売買で、利益目標はおよそ5%を目指している」などと、メッセージが送られたということです。

これを信用した男性は、相手の指示通り株取引サイトに登録、株投資の名目で7月9日から8月4日の間に、計400万円を指定口座に振り込みました。

その後、サイトから、優良株に当選したため約1500万円の購入費を支払うよう求められ「応じなければ投資資金の移動が出来なくなる」などとメッセージが送られてきたことから、8月5日と6日に計約662万円を振り込み、それぞれだまし取られました。

金融機関から「不審な引き出しが続いていて、詐欺被害にあっている可能性がある」と警察に通報が寄せられ事件が発覚、警察はSNS型投資詐欺事件として捜査しています。