
(記者)「46年前、男性が牛小屋で遺体で見つかった現場です。現在は草木が生い茂り、建物の跡は確認できません」
この日は現地調査も行われ、弁護団と支援者が現場の状況を確認しました。

男性は牛小屋で遺体で発見される前、近くで自転車事故を起こしたとされています。殺害されたのではなく、自転車事故で死亡したことを証明する上で、鍵を握る現場です。
原口さんを20年以上支えてきた鴨志田弁護士。再審開始へ決意を新たにしていました。

(大崎事件弁護団・鴨志田祐美 弁護士)「大崎事件の次の闘いを始めるタイミングで、再審法改正がここまで現実味を帯びてきたことは今までなかったので、(再審法改正と無罪判決)両方を同じタイミングで叶えたい思いが強くなった」
弁護団は5回目の新たな再審請求の準備を進めていて、今月18日に詳細を公表します。