■MLB ブルージェイズ4ー3ドジャース(日本時間9日、ロジャース・センター)

ブルージェイズはドジャースに逆転勝利で、2日のロッキーズ戦から続いていた連敗を6で止めた。

3連戦の最終日、試合はドジャースがリードし、投打二刀流で出場した大谷翔平(31)が6回を投げ1失点(自責0)の粘投。だがブルージェイズが2点ビハインドから7回に追いつき、8回で勝ち越し。9回は5番手のJ.ホフマン(33)が、最初の大谷を見逃し三振に仕留め、2人ランナーを背負うも守り切った。

昨年、ドジャースとのワールドシリーズ(WS)では最終第7戦まで突入し、歴史的な大熱戦を繰り広げたブルージェイズ。今季は開幕3連勝も6戦目から6連敗で、この日の試合前時点では4勝7敗(リーグ東地区4位)と出遅れていた。

試合後の会見で、連敗を脱出したJ.シュナイダー監督(46)は4対3の1点リードで迎えた9回について言及。「相手打線は非常に強力で層も厚いが、最初の1球からしっかり実行できたのが大きい」と9回先頭の大谷の打席を振り返った。

「狙ったところにスプリットを投げて、その後もうまく組み立ててストレートで仕留めた。彼の奪三振数を見ても信頼できますし、内容も素晴らしい。1点リードの9回で最初のアウトを取るのは本当に重要だ」とホフマンの投球を称えた。

WS第7戦では1点リードの9回に追いつかれたこともあり、まずは大谷を抑えたことを一つの勝因とした。「あの選手は地球上で最高の選手だし、もしかしたら史上最高かもしれない。だから彼を出塁させず、長打も打たせなければ、それだけで勝ちと言っていい。選手たちもそれは感じていると思う」と変わらず大谷を最大級に警戒。

ワールドシリーズ前も「(大谷は)まったく別次元の存在」と口にしていた指揮官は「ただ大事なのは、その後すぐ次に集中することなんだ。彼を抑えてもまだ強打者が5人くらい続くわけだから、気持ちを切り替えてしっかり投げないといけない。とにかく彼の投球の実行力は素晴らしかった」と話し、改めて強力打線を封じたホフマンを評した。