特別な場所を目指す毎日
自宅がある相良村から熊本市にある県立盲学校までの110㎞を1日で走る計画です。

福山さんにとって母校でもある盲学校は特別な場所です。
福山さん「今の自分があるのは盲学校に行ったからだと思っている。スポーツや音楽も、やればできるんだということが分かった」

110㎞走破へ。福山さんのトレーニングは午前3時に始まります。庭でのランニングはラジオの音を頼りに位置を把握しているためぶつかることはありません。
こうしたトレーニングを毎日1時間以上続けています。
福山さん「毎日の積み重ねのトレーニングですね、これが知らず知らずのうちに体力がついてきてるんじゃないかと思う」

10月11日午前6時、迎えた挑戦の日。近所の人も激励にやってきました。
福山さん「今日が本番ですから、自分、頑張りますので、サポートよろしくお願い致します」
心待ちにしていた挑戦の日、ペダルを漕ぐ足に力が入ります。
パイロット 西貴洋さん「順調そう、気持ちのおかげか軽やかに進みます」
