
(夏目)
今後、注目の対戦というと、こちらがあるんですね、王将戦です。
来年1月の王将戦で藤井五冠と羽生善治九段との対局が実現。
挑戦者が羽生九段ということになり、タイトル戦では初対局ということになります。
改めて羽生九段の凄さを振り返ってみましょう。

(柳沢彩美アナウンサー)
羽生九段は最年少で七冠を達成しています、当時25歳でした。
国民栄誉賞を受賞したのは47歳のときです。
そして羽生九段は現在、タイトル獲得通算99期なんですね。
年明けの王将戦で勝てば100期を達成するという。
この100期というのは誰も到達したことがない前人未到の域ですね。

(夏目)
藤井五冠は、これまで色々な記録を塗り替えてきましたけれども。
誰の記録だったかというと羽生九段だったことも多いですよね。
その羽生九段は藤井五冠と4年前に対局しているんですね。
2018年、この時はタイトル戦ではなかったのですが公式戦になります。
藤井五冠は何と、この時15歳。
見事、羽生九段に対して勝利を収めました。
プロ2年目のことでした、あれから4年です。
杉本八段、注目を集めている藤井五冠と羽生九段の対局をどう見ていますか。

(杉本)
これはもう将棋ファンからすると本当にドリームマッチですから。
藤井五冠が今、塗り替えている記録というのは羽生さんが持つ記録が多いんですね。
そういう意味で両者がタイトル戦で激突するのは本当にもう、対局風景を見るだけでも価値があるかなと思います。

(夏目)
大石さんはどこに注目してますか。