気温25.9℃で湿度は69%と暑さ対策も勝敗を分ける状況となった。スタート地点では各選手が氷を手に取り、首や体につけていた。

1区8.0㎞、最初の1㎞まで先頭集団を引っ張ったのが、駒沢・谷中晴(2年)、青学・小河原陽琉(2年)など2年生コンビ。1.5㎞から東京国際大のキャプテン・菅野裕二郎(4年)がレースを引っ張っていった。

中間の4㎞付近で給水所があり、集団で迎えた選手たちは水をとれない選手もいたが、青学の小河原は創価大・織橋巧(3年)に渡すなどのシーンも見られた。

残り2.5㎞で集団の後ろに控えていた国学院大・青木瑠郁(4年)がスピードをあげて振り落としをかけ、残り1.8㎞でさらにスパートをかけた。しかし、残り1㎞で今年の日本選手権5000mで決勝進出した中央大・岡田開成(2年)が素晴らしいスピードを見せて、中央大が1位でタスキリレー、2位は2秒差で駒沢、3位は6秒差で帝京大、青学は6位。