多様な働き方が求められる中、ワークライフバランスへの理解を深める講座が、愛媛県松山市で開かれました。

講座は松山市のNPO法人「ワークライフコラボ」が開きました。
まず、堀田真奈代表が「人間関係」による退職が多いと指摘し、子育てをしていることなど同僚それぞれの家庭環境への理解も重要だと訴えていました。

続いて愛媛県内のマスコミで育児休業を取得した男性社員たちによる座談会が開かれ、あいテレビの山田拓海ディレクターも自身の経験を話しました。

(あいテレビ 山田拓海ディレクター)
「オムツの替え方一つ、簡単なことに思えるようで本当に大変で独身時代とは時間の使い方も違うし、育休一か月間で学べたのかなと思った」

このほか、育休を取得する意思を早めに伝え、社内調整に努めたことなど、実践的な体験談も語られました。参加者は、同僚には様々な背景があることを改めて考え、職場の人間関係づくりに活かそうとしていました。