ロシア南部のカスピ海沿岸で、絶滅危惧種に指定されているアザラシおよそ2500頭が死んでいるのが見つかりました。

ロシア南部ダゲスタン共和国の当局によりますと、5日までにカスピ海に生息するアザラシおよそ2500頭が死んでいるのが見つかりました。アザラシは、絶滅危惧種に指定されているカスピカイアザラシだということです。

大量死の原因は明らかになっていませんが、ロシア天然資源監督局は汚染物質などは見つかっていないとしていて、天然ガスの放出による窒息死の可能性もあると指摘しています。