野党“大同団結”はある？各党の動き

公明党連立離脱の衝撃が走ったその日、野党が統一した総理候補を立てることについて問われた玉木代表は…

国民民主党　玉木代表
「内閣総理大臣を務める覚悟はあります。立憲民主党の安住幹事長からも（野党統一候補にと）そういう声が上がっていることは承知している。ありがたいことだと思うけれども、国民民主党の考え方として同じく歩んでくれるのかどうか。それをぜひ（立憲）党内で確認して欲しい」

立憲民主党との「考え方」の隔たりを強調し、歩み寄りを求めました。

日本維新の会も...

日本維新の会　藤田文武共同代表
「基幹政策についてある種の価値観合わせ、合意がなければなかなか難しい」

“野党連携”は一筋縄ではいかない状況。
ならばと、立憲民主党は自民党と袂を分かち野党となる公明党について...

立憲民主党　野田代表
「我々は中道まっしぐらに、ど真ん中でいこうと思うけれども、公明党さんも立ち位置については共通点があると思う」

公明党が野党側の候補に乗ることもあり得るのか...

公明党　斉藤鉄夫代表
「これまで自民党といろいろな政策協議をしてきた。そういう経緯からすれば、（総理指名選挙で）いきなり野党の方の名前を書くことはない」

一方で、連立離脱の要因となった“政治とカネ”をめぐっては...

公明党　斉藤代表
「公明党もまさに存亡の危機。危機を乗り越えるには、まさに不信の根底にある“政治とカネ”の問題を解決するしかない。他党との連携の中で政策実現をしていく」

野党との連携も示唆。野党側も…

立憲民主党　野田代表
「（公明と）呼吸を合わせて一緒に（政治改革）法案を作るところまでできるかどうか。チャレンジしていきたい」

国民民主党　玉木代表
「合意できるところについては協力をして、政策実現にともに前に進んでいければ」

日本維新の会　藤田共同代表
「（政治改革について）厳しいところまで踏み込んで議論をして、4党でやったらできるわけですから」

自民党による政権運営に暗雲が垂れ込める中、野党側が一致して政治を動かすことはできるのでしょうか。