音楽と落語を交えたチャリティーライブを開催することになった小学生の女の子が、10日、松江市役所を訪れました。

松江市の上定市長を前に、椅子を高座に見立て落語を披露したのは、松江市の小学3年生・北村絵澄さんです。

活塾亭あーと、こと北村絵澄さん「ピアノと歌と落語のチャリティーイベントをします」

絵澄さんが今回初めて企画したのが、落語と音楽が楽しめるチャリティーライブ。

入場料として集まった収益は、すべて海外の子どもたちの教育支援などを行う団体に寄付することにしています。

ピアノ奏者の母・由佳さんの影響で、幼少期から音楽に触れてきた絵澄さん。

市内の教室で落語も習い、高座名「活塾亭あーと」として活動する中で、世界には学校に行けない子どもがいることを知ったといいます。

活塾亭あーと、こと北村絵澄さん「足を運んでくださった皆さんを笑顔にするために、自分も思いっきり楽しんで、島根県民会館を超えて、世界にも届けるような思いでやりたいです」

会場は松江市の島根県民会館で、10月13日午後2時開演。チケットはすでに完売していますが、当日、立ち見席の販売をするということです。