◆100人に1人が吃音、トレーニング教室も

「カレーライス♪牛乳♪」
リズミカルな音楽が流れるのは、「吃音」のある人たちのトレーニング教室です。福岡県宗像市で11月に開かれたこの講座には、4歳から21歳までの7人が参加しました。音楽に合わせて体を動かしたあとに言葉を滑らかに話す練習をします。最後は1人ずつ自己紹介ができるようになりました。
参加者「リズムに乗せて言葉を発することでこんなに解消できるのかとびっくりしました。感謝してもしきれないですね」

放課後等デイサービスかのん・永吉佳美さん「音楽を用いて話すとより話しやすくなります。歌の抑揚やリズムがあって緊張感が抜けるのです。困っているお子さんたちに役に立てるようなことをやりたいですね」
日本では100人に1人いると言われている吃音ですが、まだ理解が十分とは言えない状況です。相手を思いやり話しやすい状況をつくることが支援の第一歩です。














