今年5月、知人女性の自宅に侵入し、性的暴行を加えたとされる北九州市職員の男の裁判です。
不同意性交等の罪について男は、「同意があった」と否認しました。

起訴状などによりますと、北九州市職員の有重琢也被告(30)は今年5月、小倉北区のマンションで知人女性の部屋に侵入し、性的暴行を加えたとされています。

9日の初公判で有重被告は不同意性交等の罪について「同意があった」と否認しました。
冒頭陳述で検察側は、「女性は恐怖で体が固まりうずくまっていたが、肩を両手でつかんで押し倒し犯行に及んだ」などと主張。
一方、弁護側は有重被告が性的暴行を加えたことなどについて、争う姿勢を示しました。