日本には日本の楽しさも ドラマ初主演「全力でガーって行く」

ドラマストリーム『スクープのたまご』より

奥山:今回、私は日本のドラマで主演するのは初めてなのですが、海外と違って、スケジュール感とか撮っていくスピードとかは違うと感じます。海外の撮影では、順撮り(シナリオの冒頭から順を追って撮影を進める方法)で進めていくことが多かったです。日本でも、現場で監督とお話する機会もたくさんあって、そこは海外とも同じですごくクリエイティブだと思います。楽しいなと思いながら撮影しています。

奈良橋:そうね、スケジュールや進行は、やっぱり違いますよね。

奥山:『Giri / Haji』は1日に撮影隊が撮るシーンが3シーンぐらいしかなくて、私は1シーンしか出ていないということもありました。そもそも、1日に撮る量が違います。

奈良橋:今回は、葵ちゃんは全部出ているもんね。

奥山:そうですね。今私が演じているのは大手出版社の週刊誌「週刊千石」の編集部で働く入社2年目の記者・信田日向子(しのだ・ひなこ)なのですが、撮影のスピード感と、編集部の環境が同じような感じで、すごくマッチしていて、ちょうどいい感じです。もう、全力でガーって行くっていう感じが。振り落とされないように、という気持ちですね(笑)

奈良橋:あははは。それはいいですね。

奥山:はい、すごく楽しいですね。毎回現場でいろいろなキャストやスタッフの方に会うので、それも楽しいですね。

奈良橋:そこで「楽しい」って言うから、葵ちゃんはやっぱり最高。デリケートにも見えるじゃないですか。けど、すごい頑張り屋です。 “That's fine(それでいいわよ)” 彼女は全然、壊れないと思います。

奥山:うれしいです!