天神ビッグバンの目玉の一つとして福岡市天神にこの春誕生したワン・フクオカ・ビルディングがまもなく開業から半年を迎えます。

開業当初、多くの人で賑わっていましたが、いまはどんな様子なのでしょうか。

課題を指摘する声も聞かれます。

賑わう飲食店 ランチ難民解消か

福岡市天神に今年4月に開業した「ワン・フクオカ・ビルディング」

商業フロアには、ファッションや雑貨、飲食店などおよそ130の店舗が入っています。

開業初日、長蛇の列ができていたのが「天神福食堂」です。

天神ビッグバンによる飲食店の移転や閉店に伴い生まれた「ランチ難民」が解消されるのではと期待されていました。

開業からまもなく半年、どのようになっているのでしょうか?

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「天神福食堂です。まだ午前中なんですけれども席がどんどん埋まってきていてにぎやかです」

天神地区最大級の飲食店で、1日平均500食を提供。

ランチの時間帯にはワンビルをはじめ周辺で働く人たちが多く利用しているということです。

利用者
「ここで勤務しているので使っています。待ち時間もそんなにないですし、メニューも豊富なのでとても助かっています。」

利用者
「(天神は)飲食店を見ていてもどうしても混むので店によっては結構待つし、昼休みをまるっと使う。単純にありがたい。特にワンビル内で働いていたらすぐ来られる。忙しくても来やすい」