気象庁「経験ない暴風・高波のおそれ」 地元住民も避難

八丈町は、過去にも台風による大きな被害を受けています。50年前に島を直撃した台風13号。最大瞬間風速は67.8メートルでした。
これはその翌日の映像。屋根が飛ばされているのはホテル。多くの住宅も被害を受け、道路には瓦礫などが散乱、その中を住民が慎重に歩いていました。
気象庁は、台風22号について「経験したことのないような暴風・高波のおそれがある」としています。

8日夜、ホテルに子ども4人を連れた母親が訪れました。八丈島の住民ですが、避難してきたといいます。
「家が木造で古い賃貸なので心細い。夫も上京中なので、子どもと私だけじゃ不安だったので避難を」
伊豆諸島では、9日未明から昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、災害の危険度が急激に高まる可能性があり厳重な警戒が必要です。














