台風の目に突っ込み…どうやって調査?

観測するのは、ガルフストリームG-Ⅳ。航空機に「観測器」を落下させるための筒がある、台風観測のための特別仕様です。

上空で、ここから「ドロップゾンデ」という観測器を落とします。

ドロップゾンデ

航空機は、2025年10月7日正午過ぎに「台風22号」に向けて県営名古屋空港を出発。

約30分という短い時間で、台風の一番外側の雲=巻雲が見えてきました。

台風の内部だけでなく、台風の周辺も観測するため、ここで1つ目の観測器を落下。

「バタフライパターン」という“チョウチョ”を描いたようなルートで、台風とその周辺をくまなく観測します。

観測器は5分に1回投下しました。