ガシェリ・ミシロさん
「天気予報を見ても何言うてるわからんかったからそのまま子どもとでかけたとき、びっくりしたのは、若いお兄ちゃんの車が私の目の前停まって傘どうぞ言ってくれて、いいよいいよ言ってもいいですからって使ってくださいって、家帰ったらまた返す言ってもいやそのままOKですしてくれた。だから本当に人のやさしさ、とてもいい。」

地域の人々の優しさに支えられながら、ガシェリさんは少しずつ日本の生活に慣れ、言葉も学んでいきました。

ここは鳥取県が運営する国際交流財団。
ガシェリさんもかつて足しげく通った場所です。
この日、部屋の中では日本に来てまだ2か月のフィリピン出身、ロミックさんが日本語を学んでいました。

アルベルカ・ロミック・ニエルヴァさん
「寿司が好きです」

外国人住民の生活を支援するこの場所では、来日してまだ日の浅いロミックさんのような外国人のために、無料で日本語教室も行っています。

アルベルカ・ロミック・ニエルヴァさんロミックさん
「色々な日本語を教えてくれるのでここが好きです」

国際交流推進員 藤原由里香さん
「日本に住むと直面する壁っていうのがよく言われるところで3つあるんですけど、言葉と制度ともうひとつが心の壁っていうのがよく言われます。心っていうのを大事にしながら気軽に立ち寄れる、いつでもあいている事務所っていうのは私たちが目指すところです」