非常に強い台風22号について、気象庁は先ほど、伊豆諸島の一部に暴風と高波の特別警報を発表しました。気象庁は、「経験したことのないような暴風・高波のおそれがある」として、伊豆諸島の八丈町と青ヶ島村に暴風特別警報と波浪特別警報を発表しました。

気象庁が午後6時から記者会見を行います。

今後、特別警報が発表されるエリアが広がる可能性もあるとして、最大級の警戒を呼び掛けています。伊豆諸島で予想される最大瞬間風速は8日は45メートル、9日は70メートルとなっていて、「一部の家屋が倒壊するような猛烈な風が吹く予想だ」としています。

また、9日午後6時までの24時間雨量は多いところで300ミリとなっていて、あすは1時間に80ミリの猛烈な雨が降るところがある見込みです。さらに、あす未明から昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、局所的にさらに雨量が増えるおそれもあるということです。