昨季の平均観客数1524人 リーグ7位の現状に…
昨シーズンのWEリーグの平均観客数は前の年から400人増えて2138人。しかし、アルビレックス新潟は前年より200人減少の1524人でリーグ7位となっている。
一番観客が入った試合も2700人余りと、当時と比べると大きく差が開いているのだ。

アルビレックス新潟レディースの木村春奈さんは「常に試合に来てくれる方が増えているにも関わらず、初めて来場する観客が増えないという課題がある」と現状を分析する。

そこで、ひとりでも多くの観客に来てもらおうと、選手に協力してもらい地元のスーパーや新潟駅などでチラシを配るなど、 今まで以上に“女子サッカーへの接点”を増やしている。
アルビレックス新潟レディース 木村春奈さん
「試合後に選手とのハイタッチを実施しているのですが、これは私たちのクラブの色だと思っていますし、やっぱり選手との距離が近いというのが魅力でもあると思います。試合前のふれあいや選手の考案の企画など初めて来ていただいた方にも楽しんでいただくことができればと考えています」

またスタジアムでは子ども向けに、試合前に体を動かして遊ぶことができる『enjoyパーク』を充実させるなど、楽しんでもらえるスタジアム作りを続けているという。

アルビレックス新潟レディースが集客で伸び悩む中、昨季の平均入場者数5000人を超えたWEリーグのクラブがある。サンフレッチェ広島レジーナだ。