<LIVEしずおか 滝澤悠希 キャスター>
今回の総裁選には今後、信頼回復するのかというところも焦点となっていますけれども、JNN世論調査の結果を改めて確認します。

<杉本キャスター>
高市新総裁に期待すると答えたのは66%でしたが、高市さんの総裁就任が自民党の信頼回復につながるかと聞いたところ、つながると思うと回答したのが40%、つながらないと思うと回答したのが48%という結果になりました。

<滝澤キャスター>
期待はするけど、信頼回復にはつながらないと思う。ある意味相反する結果だと思うんですけれども、どう捉えますか。

<若林洋平 参議院議員>
そうだろうなって思いますが、石破総理でもですね。石破さんには期待したと思うんですよ。でも、自民党に対してはやっぱり厳しい目が向いてる。そこをしっかりと約束を守ってやるべきことをやって、今一度信頼を回復する。やっぱり党の議員一人一人がしっかりとそれを自覚することが私は大事だと思います。

<滝澤キャスター>
これからという部分もあると思います。そして10月7日、自民党の新執行部が発表されました。

<杉本キャスター>
副総裁には麻生太郎さん、そして幹事長には麻生派の鈴木俊一さん、さらに総務会長には麻生派の有村治子さん、政調会長に小林鷹之さん、選対委員長に古屋圭司さんが起用されました。

<滝澤キャスター>
麻生派の存在感が強く浸透していくという分析結果も出ていますけれども、派閥の影響が今後、強く出てしまうんじゃないかという懸念も出ています。この辺はどう考えたらいいでしょうか。

<若林洋平 参議院議員>
私は、あんまりそういうふうに全然感じてなくて、まず小林鷹之先生が政調会長になったのはすごくいい人事だなと思っていますし、またどちらかというと考え方というかですね、高市新総裁に考え方が近い方が集まられているっていう印象の方が強いですよ。

<滝澤キャスター>
実情はそういうところもあるかもしれませんが、もしかしたら顔ぶれだけ見ると、外から見るとやっぱり自民党の体質は変わらないんじゃないかって思ってる方もいると思うんです。そういうところで懸念を払拭していくためには、どういう道のりが必要になってくると思いますか?

<若林洋平 参議院議員>
やはり、それはもう先ほどの信頼回復につながらないっていうのと同じで、やることをしっかりとやって、やっぱり皆さんに実感してもらうことが大事だと思うんですよね。