食料品をはじめ、物価高騰に苦しむ学生を助けようと、大分大学で学食のごはんが無料で食べ放題となる取り組みがスタートしました。
大分大学では6日から、旦野原キャンパスの食堂でごはんの無料食べ放題を実施しています。学生にしっかりと食事をとって勉学に励んでもらう目的で、大学では初めての取り組みです。初日は、さっそく多くの学生が食堂に集まり、空腹を満たしていました。

学生「おコメ高いじゃないですか。だから、無料につられて来ちゃいました」「ありがたいので、夜もしっかりと利用しようかなと思いました」「ライスが無料だから、1個なにかつけられるというのはうれしいし、栄養バランスも取りやすいので、ありがたいなと思います」
コメの価格高騰を受け、大分大学の学食では今年3月にライスの中サイズを61円値上げしていました。
大分大学・古賀精治副学長「学生がどこを最初に削るかというと食費を削るんですよ。物価高騰の影響というのは、すべての学生に影響がありますので、たくさん食べてもらいたいと思います」
大分大学では今回およそ200万円で2万食分を確保し、予算がなくなるまでごはんの支援を続けます。