ノーベル生理学・医学賞で大阪大学の坂口志文教授の受賞が決まったことを受け、阿部俊子文部科学大臣はきょう(7日)記者会見し、「国民にとって大きな誇りと励みになる」「国民を代表して心からお祝いを申し上げる」などと語りました。

会見で、阿部大臣は「科学技術立国を目指す我が国で、このように国際的に認められる研究成果を継続的に生み出していくことがまさに不可欠」と主張。

きのう(6日)夜、坂口教授と電話で話したことに触れ「研究を続けられる環境が必要なんだということをおっしゃってくださっており、まさにそうなんだなということも感じた」と述べ、若手研究者の挑戦的な研究への継続的な支援などに注力していくと話しました。

今年のノーベル賞はきょう物理学賞、あす(8日)化学賞などの発表が続きますが、阿部大臣は「我が国には国際的に高く評価される業績を上げている方々が数多くいる」としたうえで、「本日以降についても、日本の受賞者が発表されることを期待している」と思いを語りました。