大分県美展の写真展が7日から始まり、会場には写真愛好家たちの力作が並んでいます。

県美展の写真展は、写真愛好家の育成を目的に毎年開催されており、今年で61回目を迎えます。今回は県美術協会の会員や一般部門に出品された計368点が展示されています。

会場には、幻想的な風景や一瞬の人物の表情をとらえた作品など、個性豊かな写真が並び、訪れた人の目を楽しませています。

このうち会員部門の最高賞にあたる大賞には、窪田勝典さん(82)の「伝統を継ぐ」が選ばれました。作品は日田祇園の集団顔見世でにぎわう様子をとらえた1枚で、優れた構図が高く評価されました。

県美展の写真展は、10月12日まで大分市の県立美術館で開催されています。