解散総選挙が行われるタイミングは? 識者は…

長年、永田町を取材するジャーナリストの鈴木哲夫さんは、高市総理が誕生した場合、解散総選挙が行われるタイミングについて、「当面はなく、早くても来年夏ではないか」という見通しを示しました。

鈴木さんは、自民党が解党的な出直しを打ち出していった総裁選挙を厳しく見ています。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「いつもながらの自民党の権力闘争。そういう構図の中で高市さんが勝ったということだと思う。これからどういう仕事をするか。これから政策で見せないと何もならない。僕は良いスタートを切ったではなくて、まだ、スタートラインに立って、『よーい』と構えているくらいの段階だと思いますね」

また、高市総理が誕生した場合の解散総選挙は、早くても来年の夏ではないかと分析しています。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「解散総選挙は常に大義があって、国民に信を問うと言っているが、今までの解散総選挙を見て下さい。結局、自分のところが勝てる時に解散する。色々な政治テーマが来年の夏くらい、通常国会終わりまでありますから、そこで支持率がどうなっていくか。そこで高い支持率をキープしたら、解散をする可能性が初めて出てくると。だから当面は無い。最初の解散のタイミングがあるとすれば、色々な政権運営の中で、支持率が上がった場合に、来年の夏くらいか」