ITに強いとされるバングラデシュ出身人材の活躍の場を広げようと6日、長崎市で県内企業を対象とした受け入れ促進セミナーが開かれました。

このセミナーは長崎県が開いたものです。技術者の人材不足などを背景に県は民間企業などと連携してIT分野の知識や技術に優れたバングラデシュ出身の人材の県内への受け入れを進めています。
この事業により県内では現在、3つの企業がバングラデシュ人材を受け入れていて、セミナーでは受け入れ企業の代表らが現状を報告しました。

ディーソルNSP管理本部・鶴本謙一郎取締役部長「非常に真面目で勉強熱心という印象が強いです。現在はプロジェクトメンバーの一員であり、お客様とのオンラインでの打ち合わせにも積極的に参加しています」
ディーソルNSP開発部・タンヴィルさん「コミュニケーションは少し日本語でしますが、他のところはAIを使って(外国人も)仕事が簡単になると思います」
県ではITに限らず別の分野の人材にも対応できる環境づくりも進めていて、新たな外国人人材の受け入れ企業を探しています。